今年はギラギラとした夏の太陽があらわれない、今日も雲が天を覆っている。降ってこないのがゆういつの救いだ。この空の下午前9時の開場に合わせて続々と親子連れがやってくる。
川の学校は日本NO1の清流・黒部川の生きているフィールドを教室として、「観て、聞いて、身体で黒部を体感」する自然の学校です。1回目の開校はAM10:00 王生先生の解説で始まりです。黒部川の左岸堤防に立ち黒部川の大きさ、流れの速さを見て目測し距離を調べます。その後ヒントとして黒部大橋のアーチ1個の橋桁長さ、実際に100mを実測してその距離感を知りもう一度目測しました。川の流れはストップウォッチで流速を測りました。堤防に付着している流木の溜まり状況からどのくらいの水量があったのかを観察しました。フィールドを下流の河原に移し、水の性状を水温、PH、CODなどを温度計、パックテストで調べました。その後は河原の石を4種類に分けて採取し、花崗岩、火山岩、変成岩に分けて地球の生い立ちと合わせて学習しました。最後には「黒部川ものしり博士」証が全員に渡されました。第2回目は午後12時から第二回は地域学芸員の君島先生が講師を勤めここまで40数名が受講しました。3回目は午後2時でしたが土砂降りの大雨で受講者には申し訳ありませんでしたが中断としました。今年は去年より多い方が受講してくれました、この学校の評判が口伝に広がりだしたのかもしれません。
(K.K)
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■講師
王生 透 先生
■解説ガイド・スタッフ
君島 勝 さん
山本三樹夫 さん
■水博物館構想推進室
立野 宏
木本 桂春
長谷川憲二
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