ツアーテーマ「水」を追いかけるコースとしてあり、水に触れて、測って、飲んでなど体で体感できるようにセットした。今年は梅雨明けが早かったが戻り梅雨と言おうか、雨が続き今日も朝から雨で大雨注意報がでていた。しかしバスが基点の黒部アルペン村を出ると雨が上がりだした。まずは利水という観点から江戸時代に建設された十二貫野用水の分水施設を見た。その後は草木の深い愛本橋へ、黒東・黒西の利水状況、刎橋構造などについて説明がされた。墓ノ木から河岸段丘、低水力発電所を経て黒部川右岸の堤防上から黒部川の水を制するための水制ブロック、霞提を見ながら、黒部川公園に到着した。川は増水していて近ずくことは出来なかったが、川の流速、水温測定などを実施した。昼は園家山の青少年ホームへ、午後は扇状地の先端部を湧水・自噴水を測り、飲んで味を比べるなどをしながら「沢スギ」「黒部川河口」「飛騨」「共同洗い場」「前名寺」など巡った。文字どおり水の1日だった。(K.K)
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■解説ガイド・スタッフ
君島 勝 さん
中村 康昭 さん
山本 隆治 さん
■水博物館推進室
木本 桂春
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