(2002.9.20up)

「荒俣海岸の海浜植物」


 砂浜海岸の残っている黒部市の荒俣海岸では、環境に応じて植生が変わっていく様子を観察することができます。


■荒俣海岸の特徴



砂利石(レキ):こぶし大の丸いレキや平べったいレキ

黒部川から運ばれてきた 黒部川の力はすごい!

■荒俣海岸の植生

・ 環境(波、風、温度、水分、塩分、砂の移動など)によって決まります
・ 波打ちぎわから帯状に分布しています


←海

←何も生えていない
←オカヒジキ、ハマニガナなど
 (背丈の低い植物)
←ハマニガナなど背丈の低い植物の中にケカモノハシやハマボウフウなどがスポット的に生えている、より海より離れたところにはコウボウムギが群生している

波のえいきょう
砂の質
植生




ひんぱんに波をかぶる(不安定層) 無植生




波をかぶったりかぶらなかったりする(半安定層) 砂+少し土壌化 一年草群落・多年草群落・低木群落
波のえいきょうは殆ど受けない(安定層) 土壌化 高木群落

 




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