吾輩は水博物館のマスコットである。名前はまだない。
どこで生まれたか頓と見当がつかぬ。何でも...
猫の小説にでてくる”苦沙弥(くしゃみ)先生”や”寒月博士”ごとく、水博物館にも水嶋先生と言う高名な先生に関わってもらっている。先生は、自然地理学と言う学問を日本のみならず世界で研究しており、時々我輩も先生のお供として世界を旅している。ちょっぴり写真を撮ってきたので、自慢がてら紹介しよう。(報告者:みずはくマスコット)
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■パキスタン北部への旅(2007年8−9月)
今回の旅は世界の屋根のあるヒマラヤにあるパキスタンの北部ゴジャール地域だ。先生は十数年前からこの地域を研究しているそうだ。伝統的な農牧業形態の変容についての研究とか言っていたけど...難しいことは先生に任せよう。我輩たちは、パキスタンと中国を結ぶ「カラコラムハイウエー」沿い村、パスー村に寝泊りし、周りの村や自然を訪ねてきた。パスー村は標高2500m位だけど周りは7-8千m級の山々だって。
そうそう、パスー村には「ミズシマ レストラン」と言う食堂があるんだよ。先生の名前を取ったって言う話だよ。
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パスー村のちょっと南にあるフセイニー村を対岸から見てきたよ(写真の下の方)。中央に横切る線がカラコラムハイウエーだって。奥にはグルキン氷河が谷を埋め尽くして、7611mのシスパー山には雪がかぶっていたよ。絶景だったよ。 |
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絶景を見るため、フンザ川という川を渡るんだけど、本当にこわ〜いつり橋だった。もう冷や汗いっぱいかいたけど、我輩は全部が水だから解ってもらえなくて... |
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写真の真ん中にある黒く見えるのが、氷河とその扇端にあるモレーンと呼ばれる氷河によって削られた岩石だって。びっくり! |
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今日は、パスー村からカラコロムハイウェイをパミール高原(中国)に向かった。写真は、ウンジェラーブ国立公園の入口で見つけた看板だけど、外国人が4ドルとなっている。我輩はいくらだ??? |
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