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黒部川合口用水
(くろべがわごうぐちようすい) |
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地区
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宇奈月
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地域区分
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扇頂部
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テーマ
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2
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分野
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農業土木
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場所
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黒部市宇奈月町下立地区内 |
所有者・管理者
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富山県 |
電話番号
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![]() その合口化事業の歴史は、大正時代に沃度加里(ヨードカリ)を製造していた三重沃度が黒部川右岸三用水の合口化と発電を計画した事に始まる。計画自体は頓挫したが、その後の川北電気企業社による黒部川電力株式会社の設立と、右岸六用水の合口化及び発電放水を黒部川に戻す導水路の計画変更によって、昭和2年4月から一括取水が始まった。その後、愛本より下流にある両岸13用水の合口化を目的とした県営黒部川用水合口事業によって、昭和7年4月に愛本堰堤および黒西合口用水が完成した。これによって水利権を持たない電力会社による発電事業の実施と、度重なる堰の修復や不安定な水量に伴う用水の維持管理にかかる農民の負担が解消された。その後、大きな水害による復旧工事を重ねたが昭和44年の大災害により愛本堰堤は破損したため、130m上流の現在に位置に移され、昭和48年より使われている。 |
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