愛本橋
(あいもとばし) |
地区
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宇奈月
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地域区分
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扇頂部
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テーマ
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2
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分野
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土木工学
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場所
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黒部市宇奈月町下立地区内 |
所有者・管理者
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富山県 |
電話番号
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黒部川扇状地の扇の要(扇頂部)にかかる橋。川幅が約70mの狭窄部であり、両岸は岩が露出し断崖となっている場所で、黒部川の氾濫による交通の不便を解消する目的で、道路の整備が盛んになった江戸時代より造られた北国街道の夏街道(上街道)の要所である。設置年代は諸説あるが、最初に架けられた橋は1626年の打渡橋であったとされ、日本三奇橋で知られる刎橋は1662年以降8回にわたり架け替えられた。1891年(明治24年)には、西欧の近代技術を生かした木造のアーチ橋(木拱橋)となり、1920年(大正9年)には鋼鉄製のトラス橋に架け直された。現在の赤色の橋は、昭和44年8月の洪水で流出したため、約65m下流に架けられた鋼ニールセン系ローゼ桁橋であり、昭和45年12月に着工し昭和47年7月に竣工した。橋の延長は130m、幅は歩道を含めて8.5mである。
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