舟川桜並木
(ふながわさくらなみき) |
地区
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朝日
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地域区分
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扇央部
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テーマ
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2
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分野
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生態
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場所
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朝日町舟川新 |
所有者・管理者
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舟川新町内会 |
電話番号
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昭和32年に地域を流れる二級河川舟川の河川改修が完成したことを機に、環境整備の一環として舟川新町内会総意の基に、舟川堤防に桜の木を植えることが提案され、住民全員の手により、舟川堤防の両岸1200mの区間にソメイヨシノ170本が2年がかりで植栽された。土地が砂利の多い痩せた地なので、根付きが悪く枯死する苗木もあったが、苗木を畑地で一旦育てた上で堤防沿いに移植したり、補植や施肥、病害虫駆除などの維持管理を行い、現在では、根回り150cm、樹高10m余りに成長している。昭和34年の天皇陛下ご成婚、同35年の皇太子ご誕生をお祝いする記念植樹も行われ、その後も植栽が継続され、現在では約250本と県内屈指の桜並木になっている。
例年4月初旬にからボンボリが設置され、ライトアップ、かがり火、朝日町主催の桜まつりが行われている。これらの桜を管理・保存するために、舟川新町内会では「桜並木保存会」の各年齢層で役割分担を決め、青年層は病害虫駆除・枝下ろしを、壮年層は、施肥や草刈り、苗木の補植等を行い、婦人層や老人層は、花見シーズンの前後を中心に清掃活動を行う等、年間20回にわたる維持管理活動を、ボランティア活動をして行っているという。 |
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