不動堂遺跡
(ふどうどういせき)

地区
朝日
地域区分
旧扇状地
台地
テーマ
2
分野
歴史

場所
朝日町不動堂
所有者・管理者
朝日町教育委員会
電話番号
0765-83-1100
 この遺跡は、朝日町不動堂地内の旧扇状地の末端に位置する。圃場整備事業に先立ち県教育委員会が発掘調査を実施した。
 調査の結果、縄文時代中期の食糧貯蔵や加工用の深い穴、多量の土器や石器、21棟の竪穴式住居が検出して注目された。特に、2号住居跡は東西約17m、南北8mの日本最大級のもので、単なる個人住居でなく、集落の集会所のような公共性の建物と考えられ、縄文時代の集落構造や社会生活を探る上で貴重な遺跡として、昭和49年国指定史跡として保存されている。
 昭和57年、第2号住居跡など3棟の形式の異なる住居跡を原寸大に復元し、不動堂遺跡公園として歴史を語らせ、縄文のロマンの香る広場として親しまれている。
(黒部川扇状地研究所研究員記)

位置図
(□1/50,000 ■1/25,000 □1/10,000)
 
備 考
 

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