布施川ダム
(ふせがわだむ) |
地区
|
黒部
|
地域区分
|
旧扇状地
台地 |
テーマ
|
1,3
|
分野
|
水文
|
場所
|
黒部市福平 |
所有者・管理者
|
魚津土木事務所 |
電話番号
|
0765-22-9125 |
布施川ダムは、洪水調節・消流雪用水・流水の正常な機能の維持を目的として昭和54年に建設工事に着手して、14年間の歳月と148億円の巨費をかけて平成4年に完成した。ダムは高さ58.5m、堤頂長219.0m、総貯水量
135万立方メートルの中央コア型のロックフィルドダムである。布施川は僧ヶ岳を水源とする黒部市と魚津市の境を流れる流路延長16.8kmの二級河川であるが、過去堤防決壊等による洪水がたびたびあり、流域に大きな被害を与えていた。そのたびに災害復旧工事を行ってきていたが、昭和44年8月の大洪水で大被害を受けたことにより、洪水調節で下流の水害を防止することを目的としてダムが計画されたものである。
またダム周辺は自然環境保全地域として、多くの人々が楽しめる環境作りとしても計画され、布施川親水公園(リバーパーク)が整備されている。 (日本黒部学会員記) |
|
|