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愛本姫社
(あいもとひめしゃ) |
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地区
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宇奈月
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地域区分
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扇頂部
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テーマ
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2
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分野
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郷土史
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場所
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黒部市宇奈月町下立地区内 |
所有者・管理者
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下立地区 |
電話番号
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![]() 昔、愛本橋の近くに徳左衛門という茶屋があり、ここを営んでいた夫婦の娘お光が、突然居なくなった。探せど探せど見つからず3年の月日がたった盂蘭盆の頃、お光が笹の粽をお土産に帰ってきた。お光は何も語らず、次の日「赤子を産もうとおもいます。しかし、絶対に見ないで」と言い残し納戸に入り戸を締めた。が、つい中を覗いて見るとなんと大蛇に変わっていた。「これほどまでに、私の願いを反古されたからには、親子の縁はこれまでです。お土産に持ってきた粽は長持ちするので、これで余生をお送りください」とお光は言って、粽の作り方を教え、黒部川の水底深くに姿をかくしたと。 |
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