黒部川神社
(くろべがわじんじゃ) |
地区
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宇奈月
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地域区分
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扇頂部
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テーマ
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2
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分野
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郷土史
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場所
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黒部市宇奈月町下立地区内 |
所有者・管理者
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電話番号
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黒部川河口から約13.3kmの地点、愛本橋下流側に位置する。昭和9年(1934年)7月の大洪水の際、黒部川下流域は甚大な被害を受けたが愛本堰堤は水量が堰堤の限界を大きく越えていたにもかかわらず、何とか持ち堪え復旧された。そこで堰堤を守ってくれた神の力に感謝し、将来の安全と下流一帯の繁栄を祈念するために、昭和14年11月に建立された(昭和16年完成)。祭神には天照皇大神、軻遇突智神のほかに、水神様である水波能売神も祭られている。さらに本殿の扉の裏側に、用水合口事業や黒部川神社の建立に尽力した森丘正唯氏と、電力開発に尽力した福田俊氏の顔が彫られ、随神として祭られている。この神社の面白いところは、愛本堰堤下流の右岸側(入善)には本殿を配しているが、その鳥居は左岸側(黒部)にあり、境内に黒部川が流れている形をとっている。このため住民は愛本橋を利用して本殿と鳥居とを行き来している。
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