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下山発電所美術館
(にざやまはつでんしょびじゅつかん) |
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地区
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入善
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地域区分
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扇央
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テーマ
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1,2
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分野
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郷土史
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場所 | 入善町下山 |
所有者・管理者 | 連絡先:入善町教育委員会 |
電話番号 | 0765-72-2790 |
この美術館を語るには黒部川や黒部川扇状地と切り離しては成り立たない。その地理的条件は旧黒部川扇状地の舟見野台地が現在の河道に落ち込む「はば」と呼ばれる崖に立地する。そのはばの落差を利用して大正年間に発電所が建設されそのうちの黒東第3発電所が廃止された施設を利用して森林が多く残り、比較的自然度の高い樹種と赤いレンガの発電所設備を利用し「下山芸術の森」と称している。その中核が発電所美術館である。
濃い緑のなかに赤いレンガの「発電所美術館」は日本ではここだけのものである、タービンや導水管などの発電設備が残る天井は高さ10mの大空間を活かした、立体造形展覧会は他の美術館に類を見ない。展示企画においてもテーマ、作者の選定から展示まで独自の企画を展開し年間4回ほど開催されている。アトリエ、宿泊施設などが併設され下山芸術の森となっている。この森からは黒部川扇状地のさまざま自然を観察ができ、ゆったりと心豊かな時間を過ごすことができる。 コスモホールと並んで入善町が全国に発信できる文化の拠点となっている。 黒部川扇状地右岸段丘崖(はば) はば:入善の方言で崖のことで、新扇状地と旧扇状地の段差をいう。 (みずはく「地域学芸員」記) ![]() ![]() |
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