黒部市で最初の都市計画公園で、市街地から約2.5kmの宮野丘陵にあり、総面 積22.8haあり、宮野山全体が運動公園となっている。すばらしい自然につつまれた周辺に、陸上競技場・野球場・テニスコート・ソフトボール場・体育館・相撲場・芝生広場など、多彩 な施設を備えた総合スポーツ公園として整備されている。
　また、宮野山は海抜120mほどあり、黒部川扇状地や散村の景観を一望できる。近年富山湾を挟んで対岸に沈む夕日のすばらしさが注目され、「日本の夕日100選」にもなっている。
　宮野山公園には最上部にはインドのブッタガヤの大塔に範を得た白亜の仏舎利塔があり、また、春には約800本の桜が満開になり「桜まつり」が開催されるなど、多くの市民に親しまれている。
（日本黒部学会員記）