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黒西第1発電所
(こくせいだいいちはつでんしょ) |
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地区
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黒部
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地域区分
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扇央
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テーマ
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3
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分野
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施設
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場所 | 黒部市宇奈月町栃屋 |
所有者・管理者 | 北陸電力 |
電話番号 | - |
左岸合口用水最上部の発電所で、最大6,800kwの電力を発電している。特徴は勾配の緩い長い水圧鉄管で、十二貫野台地の山すその旧扇状地と新扇状地の境界線にある段丘の段差の大きい水田の構造に合わせて設置されている。無人で富山市の富山東総合制御所から遠方監視制御されている。
愛本堰堤左岸取水口から取水され、トンネルを通って沈砂池へ導水された後、下立地内を暗渠で通過し、段丘上の旧扇状地の水田に出てから開渠となり、発電所まで導かれる。 使用水量は、18.64m3/秒で、有効落差は43.5mと6発電所の中で一番大きい。立軸交流同期発電機1台と、低落差用の立軸カプラン水車(プロペラ型)1台を使用している。 発電後の水は、黒西第2発電所の水路へ放流される。発電した電気は、黒西第2と第3のものも合わせて、6万ボルトの送電線から周辺の変電所や大きな工場へ送電されている。建屋は、周辺の民家に合わせて切妻型瓦葺の屋根とし、周辺環境との調和に配慮している。 (みずはく「地域学芸員」記) ![]() |
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