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黒西第3発電所
(こくせいだいさんはつでんしょ) |
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地区
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黒部
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地域区分
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扇央
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テーマ
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3
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分野
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施設
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場所 | 黒部市荻生 |
所有者・管理者 | 北陸電力 |
電話番号 | - |
黒西第2発電所の放流を受け、直接トンネルへ導水された水は、水田の中で最大1,300kwの電力を発電している。無人で富山市の富山東総合制御所から遠方監視制御されている。特徴は、黒部川の左岸近くの平地の水田の中にあり、一般の工場のような形態で、タンク塔が併設されていることである。
使用水量は、黒西第2発電所と同じ13m3/秒で、有効落差は13.2m、水圧管路は9mである。田んぼの中で発電が出来るのは、黒西第2発電所から黒西第3発電所までの間の高低差の水圧を圧力トンネルにより利用しているためで、水車直前の大きなタンクにより発電状況の変化に伴う水圧の変動に対応してる。横軸交流同期発電機1台、水車は超低落差用の横軸カプラン水車(プロペラ型)1台を使用している。 発電後の水は、放水路へ流され、一部は本流へ還流し、他は用水に利用されている。発電した電気は、水路沿いの電柱による6千ボルト送電線で黒西第2発電所を経由して黒西第1発電所へ送電される。建屋は発電棟とタンク塔が併設され、隣接の町工場ともマッチしている。 (みずはく「地域学芸員」記) ![]() |
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