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黒東第1発電所
(こくとうだいいちはつでんしょ) |
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地区
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黒部
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地域区分
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扇央
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テーマ
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3
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分野
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施設
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場所 | 黒部市宇奈月町舟見 |
所有者・管理者 | 北陸電力 |
電話番号 | - |
愛本橋上流右岸の取入れ口からトンネルで導水され、愛本橋下流側の沈砂池を経由して最初の発電所である。沈砂池は流入した水の流速を落とすことで、水に含まれた砂等を沈殿させる役割をしている。最大発電出力は5,300kwである。
使用水量は、52.87m3/秒で、6発電所の中で最大であるが、有効落差は12.1mで、最も低い。水圧管路は無く、バルブ型の容器の中に発電機と水車が設置された、特徴のある発電所である。横軸交流同期発電機1台と超低落差用のカプラン水車(プロペラ型)1台を使用している。 発電後の水は放流後、一部を用水へ分流し、残りは黒東第2発電所へ導水される。無人で富山市の富山東総合制御所から遠方監視制御されている。発電された電気は、水路沿いに設けられた6千ボルト送電線で黒東第2発電所へ送電される。 建屋は隣接の運動公園管理事務所との一体感をもたせた陸屋根としている。 (みずはく「地域学芸員」記) ![]() |
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