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黒東第2発電所
(こくとうだいにはつでんしょ) |
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地区
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入善
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地域区分
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扇央
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テーマ
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3
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分野
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施設
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場所 | 入善町下山 |
所有者・管理者 | 北陸電力 |
電話番号 | - |
黒東第1発電所で放流された水は、墓ノ木自然公園の東側で用水に分流後、暗渠(75%)や開渠の水路を経て黒東第2発電所まで導水されるが、発電所の近くで朝日町の小川左岸の農地を潤す四千石用水へ分流している。最大出力は10,400kwと6発電所で最大である。無人で富山市の富山東総合制御所から遠方監視制御されている。
使用水量は43m3/秒で、有効落差は28.8mである。立軸交流同期発電機1台、低落差の発電所用の立軸カプラン水車(プロペラ型)1台を使用している。 発電後の水は、黒東第3発電所の導水路へ放流される。発電された電気と黒東第1と黒東第3発電所の発電分を合わせて6万ボルトの送電線で周辺の変電所や大きな工場へ送電される。 土地改良区の委託を受けて、愛本堰堤で職員が常駐し、用水の流量調整も行っている。取入れ口での取水量調整と各基幹用水の水門を遠隔操作している。特に配慮しているのは、平野部での大雨の場合で、水田から流入する雨水で用水が溢れる恐れがあり、愛本堰堤取水口での各用水への流出量の調整に苦労している。 (みずはく「地域学芸員」記) ![]() |
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