宮野用水発電所
みやのようすいはつでんしょ

地区
黒部市
地域区分
扇頂部
テーマ
1.3
分野
施設

場所
黒部市宇奈月町内山字赤田地内
所有者・管理者
黒部市・
電話番号
 
 黒部川の豊富な水と地形を活かし、農業用水の高低差を利用した小水力発電所、それが宮野用水発電所です。関西電力(株)が運営する愛本発電所水槽の分水口から最大毎秒2.04m3を導水し、最大出力780kW発電で、発電量は約1260世帯分の年間消費電力量に相当します。
 宮野用水は愛本発電所水槽から取水していますが、この水槽からは、関西電力(株)の愛本発電所、愛本新用水土地改良区が運営する愛本新発電所、宮野用水発電所の、3発電所に供給されています。また宮野用水はもともと逆サイホンの管路であり、立地地点の地形から発電所も、水が駆け上がる地点で水車を回しているのが特徴です。

<発電所諸元>
農業用水名 宮野用水 
出力 最大780kW 常時190kW 
有効落差 48.46m 常時51.95m 
年間発電量 5,309MWh 
水車型式 フランシス水車 
水利権 平成33年3月31日まで
           (かんがい用慣行水利権完全従属)
事業費 5億1,500万円 
(みずはく「地域学芸員」記)


位置図
(□1/50,000 ■1/25,000 □1/10,000)
 
 
備 考
「宮野用水發電所」黒部市発行パンフレット

詳しくはこちら(フィールドマップへ)