[ 2006.1.22 ]

 
 
 
 12月半ばから寒波をもたらした記録的な豪雪も1月半ばでようやく平年並みに落ち着いてきた。海に近いこのあたりの雪は、降り止むと山に向かって急速に消え始める。
 越の湖跡の湿地帯に白鳥が飛来しているらしいとのうわさは聞いていたが偶然五郎八の田圃で四十羽を超えるコロニーと出会えた。雪が消えたばかりのコンバインが回った水溜りで落穂を探していた。(地域学芸員より)


"夢中になって食餌しているように見えるが一羽は近づいた人をしっかり監視している。"

 翌日、道具をそろえて撮影に向かったが、寒波襲来で氷点下の新雪に覆われ銀世界に変わった田圃には白鳥の姿は見えなかった。