[ 2010.11.25 ]

 

 

天に届くような高さに空いっぱいになっている柿


  【善念寺の「寝てなる柿」】

 黒部市若栗にあります善念寺の柿の木は、その昔、蓮如上人(浄土真宗)と言う偉いお坊様が植えられた柿の木だそうです。その後、大風で柿の木は倒れたが、その横たわった幹から4本の枝が天に向かって伸び幹となりました。今でもその先にはあふれんばかりの柿が実をつけているではありませんか?たいへん不思議な光景です。村人は「寝てなる善念寺の柿」と言うようになったそうです。

参考資料:「若栗ぶらりまっぷ」

2010年11月17日(水) 地域学芸員 Y.N


鐘堂の横に柿の木が横たわっています
 

横たわった柿の木の幹から枝が4本伸びています。
その枝が幹となって柿の実をならせています


浄土真宗善念寺の御堂