[ 2012.7.24 ]

 

 

貴船川の流れ



 京都水源の森・鞍馬/貴船(くらま/きぶね)

 蒸し暑い夏を少しでも涼しくする水文化のひとつに京都の「川床」があります。暑い夏に川で涼む習慣を京都人の知恵と工夫で、納涼床として趣ある風情が定着しました。(川床は、鴨川では「ゆか」。貴船、高雄では「かわどこ」と読むのが一般的だそうです)京から若狭へと続く街道の途中、京都市左京区の鞍馬川と貴船川が合流する所が「貴船口」付近で、其処が<水源の森>の入口です。山の風と川の水量が多く、勢いのある水が涼しさを演出してくれるのが「貴船の川床」です。近くには「水の神様」が祀られている貴船神社があり、水に関わるものとしては参拝したかったのですが、時間が無くて『今度お参りにきます』と手を合わせて約束してきました。


2012年7月17日 地域学芸員 Y.I

 


鞍馬川の流れ


水源の森


川床の風景