正解は… ジェット気流


日本など中緯度地帯の上空では夏の一時期を除いて偏西風(へんせいふう)と呼ばれる西風が吹いています。中緯度対流圏上部には特に風速の強い場所があり、それをジェット気流と呼んでいます。ジェット気流は、第二次世界大戦中に軍用機が強い西風を受けて流されたことから発見されたといわれています。現在では、東へ向かう航空便はジェット気流の西風を利用して、経済的な運航をしています。