「地域学芸員」が案内する、季節別テーマコース ツアー報告


2011年8月28
日(日)
川の生き物たちと親しもう

 恒例の黒部市吉田科学館との共催で行われた「川の生き物たちと親しもう」に解説ガイド・スタッフとして参加しました。
 先日からの大雨で、天候や川の増水が心配されましたが、今日は気温28.7℃の晴天となり川の水も少なくなっていました。流れに気をつけて安全を確保しながら川(布施川)に入りました。なかなか捕まえることができませんでしたが、皆で協力してヨシノボリ・ウキゴリ・ドジョウやカニなどを捕ることができました。水温は21.0℃でしたが、冷たさを感じませんでした。先生から魚を観察しながら名前や特徴を教わりました。生地湧水の川では、トミヨ・フナ・スナヤツメやザリガニを捕まえました。水温は15.4℃で冷たく感じました。黒部市吉田科学館へ帰る途中で生地の共同洗い場へ寄り、ルールに基づいて水を飲んだり、手や足を洗いました。科学館に戻り、魚を観察しながらスケッチをしました。先生から、CODのパックテストの値が6以上だと魚が棲める環境として好ましくないと教わりました。採水した水を調べると、布施川は4、湧水の川も4で魚の棲める環境でした。布施川では水中昆虫のトビゲラもいて、水がきれいなことを再確認しました。(K.H)

■講師
  長井 宗路 先生
  木戸 瑞佳 先生

■解説ガイド・スタッフ
  梶木 実   さん

■水博物館推進室   
   木本 桂春
   長谷川憲二   

 

■ルート

  黒部市吉田科学館−>布施川−>生地湧水の川−>生地の共同洗い場(神明町の共同洗い場)−>黒部市吉田科学館


  川の様子を観察

注意事項の説明

魚を探す

魚を捕まえる
  
魚がいた!

なにかいるぞ!

魚の説明

魚を観察

湧水の川で魚を捕まえる

水が冷たい

冷たくて、おいしい水を飲む

手や足を洗う

スケッチする魚を選ぶ

まとめ
   
沢山の「生き物たち」を見つけました
捕まえた魚はそれぞれの川に戻しました

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