[ 2009.4.28 ]


 


「境川と護国寺(シャクナゲ寺)」

 富山県と新潟県の県境を流れている境川は昔からの越中と越後の境界でもあり、上流には化石が産出されることで知られています。その境川から程近い位置で日本海を望む高台にある朝日町境の護国寺は弘法大師、空海により大同四年(809)に創設されたと伝承されている真言宗のお寺です。護国寺の庭園にはニホンシャクナゲやアカボシシャクナゲなど30種類約300株が植えられていて白やピンク色の花々が鮮やかに咲き誇っています。護国寺は別名シャクナゲ寺とも呼ばれています。シャクナゲは5月上旬まで楽しめるそうです。

(2009,4,26  地域学芸員 Y・N)

庭園のシャクナゲ

境川