[ 2010.2.17 ]

 

 


=2010・夢創塾「厳冬の小川探検隊」=
 

  今年も「厳冬の小川探検隊」をとおして川のめぐみの発見ツアーが朝日町の2つの小学校の5年生を対象として実施されました。今ツアーは夢創塾を主催する長崎塾長にそれを支援する新川地域振興センター、土地改良区、水博物館構想推進室が参画しました。

 小川流域を上流から河口へと山から海へ流れる水と共に雪遊びやカンジキ歩き、水生生物、川の水温測定、水の体感温度の調査をしながら、雪が川水や地下水に姿を変え、消雪、防火、発電、農業用水、稚魚育成などはかり知れないほどの恩恵を受けています。上流から下流まで流れに沿って頭と身体で学びました。

    第1回 1月21日 雨   五箇庄小学校   20名
    第2回 2月 2日 曇   あさひ野小学校   25名

  1月22日 あいにくの雨で小川温泉の上流は途中に雪崩が出ています、小川は雪解けの増水でそばに近ずけません。支流の小さな小川を観測点としました。ダムの下流も増水しています。途中の風船ダムも空気を出して水を流して調整しています。養魚場では100万匹が育っていました。小川の水観測は増水でできませんでした。
  2月2日 今日は曇り空で晴れてくれました。増水もなく小川に入り水生昆虫の観察、カモシカの白骨の発見などをとおして食物連鎖について学びました。小川温泉では温泉の温度と雪の温度差を利用したスターリングエンジンの原理を手に取り観察しました、小川ダムでは雪解け水を蓄えて水の必要に応じて調節して下流で利用していました。途中の風船ダムもふくらんでダムの役割を果たしていました。河口近くでは養魚場を見ました。終了して外に出ると横の川に1匹の鮭が川をさかのぼっています、ここで育った鮭の一匹です。鮭の回帰率は1000匹はなして3匹です。川の土手に腹ばいになって鮭に声援を送りました。(K.K)