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「新庄の赤門」(新庄排砂水門)
常西合口用水には、常願寺川から流入する土砂を除くために、排砂水門が設けられています。明治33年に完成した排砂水門は赤レンガで造られているので、地元では「新庄の赤門」の名で親しまれ、平成5年に修理後も現役の施設として、昔ながらの手動式で水を分水しているそうです。常願寺川の氾濫で、大量の土砂が合口用水に流れ込んだため、排砂水門により土砂を溜め、水を用水路へ、土砂は排砂水路を通じ赤江川を経て神通川に流す排砂施設です。農業用水の土砂対策を、合口取水口の沈砂池で対応している黒部川と異なり、灌漑距離も長いため用水路の途中で行う排砂施設です。その後もたび重なる水害が有り、土砂対策は継続して進められて来た歴史があります。此処で常西合口用水は、針原用水、上江用水、広田用水に分水され、「新庄の赤門」の周囲は公園化されて整備されていました。
2013年2月3日 地域学芸員 Y.I
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