(2002.10.1発行)
駅側玄関のセキュリティ化
 

 水博物館の考え方や活動について紹介したパンフレットができました。パンフレットは市役所や町役場のほか新川広域圏内の施設などで入手できます。ここではパンフレットの概要を紹介します。



推進方策
水博物館づくりは、地域のみなさんと一体となって進めていきます。

■みずはくとは
 富山県東部の新川地域は、水をおもいっきり体験できる絶好のフィールドです。みずはくは広大な新川地域全体を生きた博物館ととらえ、フィールド活動と情報発信を活動の中心とする新しいタイプの博物館(フィールドミュージアム)を地域のみなさんと一緒に作っていくことをめざします。


■進め方
1.フィールドミュージアムづくり
 新川地域にある様々な水に関する素材(川・湧水・扇状地・峡谷などの自然、動物・植物などの生態系、水の恩恵や水との闘いの歴史や文化など)をみずはくの展示物と位置付け、現地で見学体験できるようなフィールドミュージアムづくりをめざします。

2.市民学芸員(仮)の養成と地域の活動の支援・連携
 専門的知識・技術や豊富な経験を有する方に「市民学芸員(仮)」として登録していただき、市民学芸員(仮)を中心にフィールドミュージアム活動を行います。
 みずはくでの活動を通じて市民学芸員(仮)の養成を行い、活動の輪を拡げていきます。
 水に関する新川地域の学術団体やサークルの活動を支援し、活動団体や社会教育機関、学校などとの連携や交流事業を積極的に行います。

3.情報発信
 みずはくに関する情報は、ホームページや新川広域圏だよりなどで皆さんにお伝えします。活動で得た情報や知恵は多様な方法で発信し、みずはくの活動を伝えます。
 地域の水に関するイベント案内や情報交換にはみずはくホームページの掲示板をご活用ください。


事業活動
みずはくでは、“フィールドへ行こう!知ろう!伝えよう!”を合言葉に
様々な活動を行います。


1. フィールドへ行こう!
・ フィールドにある水に関するスポットを体験しながら回るフィールドコースの設定
・ フィールドコースを体験するためのガイドマップやガイドブックの作成
・ 定期的なフィールドツアーの実施
・ フィールド体験クイズ&スタンプラリーの実施

2. フィールドを知ろう
・ 湧水マップをつくろう
・ 貴重な動植物を知ろう
・ 雨や雪のひみつを探ろう
・ 黒部川の歴史や文化を知ろう
・ 専門家や市民学芸員(仮)によるフィールド観察会の開催
・ 電子情報化による資料の収集保存
・ 各種教室や講演会、談話会の開催

3. フィールドを伝えよう!
・ 市民学芸員(仮)の養成
・ 水に関する地域文化の発掘と継承
・ ホームページによる情報公開とバーチャルミュージアム(仮想博物館)の開設
・ 環境教育副読本の作成
・ 出前水博物館講座の開催
・ 水に関する交流や情報交換の場としてのみずはくシンポジウムの開催


■みずはく情報はこちらから
・みずはくホームページ http://www.niikawa.or.jp/mizuhaku/
・みずはくガイド 毎月最終土曜日にラジオ・ミュー(FM76.1MHz)のリラックスミュータイム(11:00〜13:00)の中で、フィールド紹介や活動の様子、水や自然に関する話題を放送中!