[ 2009.2.6 ]
   
   【水のある風景 その1 入善神子沢かいわい】
   1月27日 撮影 (地域学芸員 GS)
 
 水があれば人が集い村ができる。-----
そこへ寄りまわり波に乗った高波が海底地形(海底谷)で誘発し海岸の集落を襲う。
 もし堤防がなかったら….あの時移住しなかかったら家々は芦崎のように…… 

 富山大学林先生の要請で扇状地海岸巡検に参加(案内)した。
 ゲストに中央大学工学部理工学科教授
森先生(寄り回り波の第一人者)を迎え、参加者は寄り回り波研究会(富大/富測候所)の面々だ。
 森先生にこの湧水も海底地形と関係ありますねと問いかけたら頷いてくださった

 

  振り向けば(120m先は)防波堤だ。沖に大敷き網が見える。網の下は海底谷だ。

 
              (国交省黒部川工事事務所提供の海底立体地図を接写)
 
海底林は2箇所とも海底谷の付け根に並んでいる。形成過程に深くかかわっているのだろうか?

 深層水の吸い上げ管の設置状況も見える。
 一行と一緒に吸い上げポンプ室も見学した。壁面に海水面が書かれていて、普段見られないものが見られて楽しかった。
参考海洋深層水の利活用に関する調査・研究」 【黒部川扇状地研究所】