[ 2011.8.23 ]
「墓ノ木」の地名について よく墓ノ木の地名由来を聞かれたが知っている人が少なかった。昭和51年「入善町史跡探勝のしおり」に以下のような内容で出ていたので紹介します・ むかしこの村は、舟見の飛地と中ノ口の飛地が複雑に入りまじっていて、決まった村名がなかった。ある年、京都の本願寺再建の負担金が村々にかかってきたが、この村は荒地ばかりで貧乏で出せないので協議の結果、墓地の周辺にあった広大な松林の木を切って売り、素金で納めた。納金の際、村名を本山へ書き上げることになり、困って「墓ノ木」と書いてだした。以後これが村名になったという。 2011年8月23日 地域学芸員 K.K