[ 2012.11.6 ]

 

 

黒部川河口’晩秋の怒涛’



 晩秋の黒部川河口

 晩秋の黒部川河口を散策してきました。群生のススキも黒部川の冷たい風をうけ、耐え忍んでいるような姿で靡いていました。標高2924mの北アルプス鷲羽岳から黒部峡谷を縫って日本海にそそぐ黒部川の水は86Kmの旅をおえて、この黒部川の河口で、いま、まさに日本海の荒波とぶつかりあい戦いを演じているようでした。そのような中で河口の中洲には荒れ狂う戦いをよそに真っ赤に熟した’アキグミ’、浜辺植物の’ハマニガナ’の真っ黄色の花や可愛い’ウンラン’の花が残されたわずかな時間を精一杯生きている感じで咲き誇っていました。

2012年11月4日 地域学芸員 Y.N

 


黒部川河口中州で群生している’ススキ’


黒部川河口中州での’アキグミ’


精一杯日光を浴びている‘ハマニガナ’黒部川河口中州にて


愛らしい’ウンランの花’黒部川河口中州にて

(黒部川河口)
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