「地域学芸員」が案内する名所めぐり、みずはくツアー報告

 
2011年9月10日(土)
扇状地の歴史を訪ねよう

  今日は黒部川扇状地の史跡めぐりを行った。扇頂部から扇央、先端部へと歴史を追った。扇頂部の愛本では橋にまつわる大蛇伝説、愛本橋刎橋構造の歴史的背景とその後訪れた歴史上の人物紹介など江戸期を中心とした300年前のことが説明された。扇頂から山麓に沿い5000年前の縄文遺跡・不動堂を訪ね、午後は扇端部で世界最古の1万年前吉原沖海底林の海岸に立った。さらに海岸線をじょうべのま遺跡で1000年前の荘園で収穫された米の交易跡を見た。その後海岸線の湧水群を入善から生地にかけて、観測(温度・味覚など)しツアーを終えた。
(K.K)
*2011年9月11日(日)、北日本新聞朝刊25面に、ツアーの記事が掲載されています。


■解説ガイド・スタッフ
  君島 勝   さん
  山本 隆治 さん
  中村 康昭 さん

■水博物館推進室  
  木本 桂春  
  長谷川憲二 

 

■ルート

  黒部あるぺん村−>愛本橋周辺(愛本刎橋)−>夏街道(バス)−>不動堂遺跡−>下山展望台−>園家山キャンプ場(新川広域圏勤労青少年ホーム、昼食)−>杉沢の沢スギ−>吉原海岸(入善沖の海底林)−>じょうべのま遺跡−>高瀬湧水の庭−>名水街道(バス)−>生地の共同洗い場(絹の清水)−>黒部あるぺん村



住居跡(集会場?)の中
  
下山展望台

旧扇状地より今の扇状地へ


地下水の説明(園家山)


一等三角点(園家山)

吉原海岸

荘所跡


絹の清水
生地の共同洗い場

 

 

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